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【今さら聞けない!?】タリバンとは何?米軍がなぜアフガニスタンにいた?

国際情勢のニュースって、今起こってることは伝えてくれますが、なぜそうなったかわからずモヤモヤする人、多いんじゃないでしょうか?
アフガニスタンのニュースについても、経緯を知らないと、よくわからない組織がなぜか暴れてるぐらいの印象になっちゃいますよね。youtube大学で、わかりやすく解説されています。

動画を見て自分なりにまとめてみました。

 

イスラム教を国教とするアフガニスタン共産主義政党がソ連のバックアップでクーデターを起こす。
共産主義(宗教を否定)とイスラム教(宗教の中に政治を含む)は水と油。
共産主義政党と戦う聖戦(ジハード)に立ち上がったイスラム聖戦士(ムジャヘディン)をアメリカがパキスタン経由でバックアップ。
ソ連は撤退したが、聖戦士同士の内紛が起こる。
アフガニスタンを味方につけたいパキスタンがそこに目をつける。
パキスタンのコントロール下にできる国家をつくるために神学校をつくって人材を教育。
教育された学生がタリバン
タリバンにより内紛が治まる。その結果タリバン政権ができた。

第二次世界大戦後、自動車の時代となり石油利権が潤い始める。
石油を高値で売りたいイラクに対してクウェートが反発。
その結果イラククウェートに侵攻。
イスラム教の聖地をもつリーダー的存在のサウジアラビアが対策を検討。
サウジアラビアの大富豪であるビンラディンが国防に名乗りを上げたが、サウジアラビアは米軍駐留を選択。
イスラム教の教えの中で国を守りたい(尊王攘夷的な考え方)ビンラディンは王家を批判。
その結果、国外追放され反米感情を抱く。
スーダンからも追放された末辿り着いたのがアフガニスタン
かつてアフガニスタンで聖戦士として戦ったビンラディンタリバン政権は匿う。

その後911が勃発。
その後もビンラディンを匿うアフガニスタンアメリカが空爆
タリバン政権は崩壊し、散り散りになって潜伏。
アメリカはアフガニスタンを民主主義国家に作り替えようとしたが、うまくいかず20年を費やし、撤退を決定。
その瞬間タリバンが動き出して今に至る。

 

視聴した方からは以下のようなコメントが寄せられています。

本当にめちゃ分かりやすい!
ニュースで見て理解しようとチラッと調べても、なかなか全体像が把握できずなエリアでした。

地図の演出がすごく分かりやすくて感動しました!

宗教が絡んだ話を聞くと『正義の反対は悪じゃなくて別の正義なんだな』って感じる。